こんにちは、
「薬に頼らず体質改善」
ホッティー薬店、ホッティーです

尾崎豊大好きです。

今回は「味噌の作り方と健康効果」の後編を
お届けしていきたいと思います。

前編で味噌は
健康にいいですよ
というお話をしましたが
味噌の健康効果については
様々な研究がされているので
そちらをご紹介したいと思います。

がんに対しての効果で言うと
乳がん、胃がん、肺がん
肝臓がん、前立腺がん、大腸がんの
リスクを下げてくれるんです。

ほぼ全部じゃないかって
いうくらいですよね。

本当に味噌によって
がんのリスクが下がるという
研究がたくさんされています。

ただ、味噌汁で健康になろうと
言ったときにみなさん気になるのが
塩分だと思うんですよね。

そういう方多いと思います。

高血圧の人は、減塩しましょうって
言われてますよね。

そもそも和食って
健康的だけども
塩分多いよねってよく言うじゃないですか？

味噌も使うし、醬油も使うし
漬物も食べるし、塩分多いイメージ
ありますよね。

確かに、他国に比べると
日本人の塩分摂取量は多いです。

中国とかイギリスとか
アメリカより全然多い。

そこで、ひとつ気をつけて
見てほしいのが
何で塩分を摂ってるかなんですよ。

塩分って別に塩だけで
摂ってるわけじゃないですよね。

漬物で摂る場合もあるし
味噌汁で摂る場合もあります。

日本人って純粋に「食塩」で
塩を摂る量は少ないんですよ。
醤油や漬物などの塩を使った
調味料や食品で塩分を摂る
割合が多いんです。

一方、中国とかアメリカって
食塩をダイレクトに摂る割合が
多いんですよね。

だから、量だけ見ると
日本人の塩分摂取量は多いんですけど
塩から直接とっている割合は
意外と少ないんですよ。

ここからが大事になります！

例えば味噌を使うとき
味噌だけ食べたりしないですよね？

味噌汁などの料理にして
食べますよね。

つまり、野菜とかきのことか
海藻とかと一緒に摂るじゃないですか。

こういったものの中には
カリウムというミネラルが
含まれているんですよ。

このカリウムっていうのは
余分な塩分を体の外に
出してくれる働きがあるんですね。

なので日本人は
塩分摂取量は多いけど
調味料として摂ることが多いので
それほど血圧に影響しないんんじゃないか
と言われているんです。

ここで、ラットを使った
実験のお話しです。

これは食塩を摂ると
血圧が上がる体質のラットを
使った実験なんですけど
ラットを3つのグループに分けて
餌を与えました。

１つ目のグループは
普通のエサを与えました。

２つ目のグループは
普通のエサに味噌を
加えたものを与えました。

３つ目のグループは
普通のエサに塩を
加えたものを与えました。

２つ目と３つ目は
塩分量は同じです。

それでどうなったか⁉

普通に考えたら
２つ目と３つ目のグループの
ラットの血圧が上がりそうですよね？

でもそうはならなかったんです！

３つ目のラットだけ
血圧が上昇して
２つ目の味噌を食べたラットは
普通のエサを食べたラットと
血圧はほとんど変わらなかったんですよ。

このことから
塩で摂る塩分と
味噌で摂る塩分は
体に与える影響が異なる
という事がわかります。

他にも
１日２杯以上味噌汁を飲む人は
高血圧になる人が
0.18倍だったという
データもあります。

常識で考えたら
１日２杯以上の味噌汁の
塩分量を摂ったら
血圧あがりそうですよね。

でもその逆で
すごく減っているという
データがあるんですね。

なので、塩分を気にして
味噌汁を控えるのは
すごーくもったいないと思います。

もちろん医療的な理由で
制限されている方は別です。

ただ、健康な方は
気にせず味噌汁飲んで
もらえたらなと思います。